ホーチミンから報告


ホーチミンに行ってまいりました。

残すところはマレーシア、フィリピン、中国の数都市と東南アジアのMKGもいよいよ大詰めです。

僕のMKGはまず土地勘をつかむことから始まります。

そのために歩いて歩いて歩く、ひたすら歩き続きけます。

目的の1つは限られた数のお食事で、現地の宮廷料理など伝統的料理のレストラン、革新的なレストラン、庶民的飲食店をくまなく体験します。

さすがに移動は効率的にはいかず、同じ道を時間を変え何度と行き来もします。

そうすると、街の主要ストリートを時間をかえほぼ歩くことになるので、人たちの生活、相場感、お店の品質、そこで育まれる植栽、建築文化、デザイン文化、働きっぷり、日本にはない職種、移民の受け入れ比率、高所得層の生活範囲、治安、国民性、物件の有無、時間帯別・エリア別、開発状況、インフラ状況、、と手にとるようにわかってきます。

ホーチミンは暖かい地域。

今まで見てきた国の中では街中に背丈の高い木々が育っているのが印象的でした。

街中でガジュマロを多々見てきましたがこれほど大きなものは初めてでした。

ガジュマロ.JPG

街灯が手前にのでその大きさは想像いただけますでしょうか。

また、ジャスミン、ブーゲンビリア、熱帯で咲くばらなど、なかなか出会うことの無い草花に心を躍らせながら街を散策しております。

通りがかりに市場がありました。

そこに並ぶ食材は大変興味のあるものです。

よく観察していると、たちうお、かつお、あじ、さば、、、日本でもよく目にする魚達が多いことに驚きました。

市場.JPG

なお、ベトナムの料理には東南アジア独特のパクチ、レモングラス、ココナッツなど日本ではあまりなじみない調味料で味付けをした料理に出会います。

今回うかがったフレンチ技術をベースに持つシェフが作るベトナム料理のレストラン、現地の相場から行くとかなり高級店、アメリカ、ヨーロッパからの旅行者がほとんどの席を埋めておりました。平日の夜にもかかわらず満席で2回転人気もわかります。

パクチが少々苦手だったのですが、シェフの料理を頂く中、たった1回の会食でパクチの美味しさを感じさせていただきました。個性あるパクチの扱い方の見事さに感動しました。

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さて、ベトナムはかつてフランスに植民地にされたことがあり、フランス式の建築物が街中に多く残っております。その代表的な1つにフランスからレンガを輸送して立てた協会がございます。

レンガの教会.JPG

時間の経過と共に風化したレンガ、その味わい深さ、時間はお金では買えないといいますが、この風化し味わいを深めたレンガはそれを物語っております。

地元の方々もその時間の積み重ねの大切をわかっているからこそ、このような文化財を大切に扱っておられるのでしょう。

登録文化財の運営で相談を受けております、日本には維持が困難になる文化財が増えております、相続や維持困難でそれらは物納されることが多々あります。物納を受けた後は維持・メンテナンスの予算を用意できず残念ながらそのままにする、人の出入りが少なくなった建物は傷みが早くなる、やがて補修することが出来ぬ建物は崩壊が危険と判断され、解体される、そうやって1つ1つ大切な文化財を我々は失っていっているものもございます。

さて、建築物の話ですが、日本は地震の多い国、香港に行ったことのある方は、華奢で細長い建物が高層に立っている姿に不安を覚えたことがあるのではないでしょうか。

こちらの1枚はホーチミンの解体現場からのワンショット。その壁の薄さ、壁に使われているのがパスタのようなレンガ、実はこのレンガを基礎からいたるところで使用しているのを確認しております。接着剤とレンガで建物を建てているような感じです。

建造物.JPG

昨今は地震が起こる可能性が高まったとはいえ、日本に比べると少なく、そんな環境が建築技術のレベル向上を生むか、それでよしとするかの境になったのかなと感じました。

アジアで比べると日本は、治安が抜群によい、街を歩いていてもとても清潔、車もぴっかぴか、礼節も素晴らしいですね。今、世界に飛び出る人の数が留学生の数からも少々奥手になっているように感じております。GPIでは勉強に限らず、料理、ガーデニング、経営、、、と若手で海外で切磋琢磨されたいメンバーにはその機会提供を振るサポートしていきたいと考えております。

最後に、ベトナムのランドマークタワー。手前になるのは解体中のビル、その後ろに建つビルです。

韓国の企業が建設を受注したそうです。

上層階にあるべろのような部分にいって見たいですね。

べろの部分.JPG

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アジアを回る中、時には新地で不安のある中、熱帯ならではの小さな花を咲かすバラに出会っては、地元に戻ったような気持ちでホッとする自分がいます。

バラにあなたは守られていると、と頂いた言葉を日々胸に、バラや草花の育成と開花の喜びを1人でも多く伝えて行きたいと思っております。

国内の展開は信頼できる仲間達に任せ、僕は僕にしか出来ないことでその活動を広げていきたいと考えて日本での基盤づくりをしつつ、世界へ展開の機会をうかがっております。
国内での取り組みは、現在、活動の拠点とする下総の地で、バラや花にかかわる方々と一緒にバラを中心とする草花の育成と開花の喜びに包まれる街づくりです。具体的には形にしつつお知らせいたしますが、点と点として存在するバラ園やガーデン、ガーデンを併せ持つ美術館やサービス施設の皆様と1つのグループを作り情報を発信してまいります。

海外では、我々の運営の基盤を頂いたバラをアジアの地域で配布させていただき、食と住のサービスを提供する地元住民の方々の心のよりどころとなるサービス運営を行いながら、街づくりを実施してければと考えております。

最後に、緊張の糸がはる海外で、しばしの安らぎをくれたベトナムに咲くバラです。

ばら.JPG