早さが変わる時計


誕生日雑感 
誰一人の例外なく、私たちは時の支配の中に生きている。

ただ不公平なことに年齢と共に同じ時間を与えられても、時の刻みの速さが違う。10代のそれはゆっくりと、そして20代、40代、60代とその速さをましていく。どうやら、残された時間との関係があるのだろうか?

なんとなく、広がった選択肢から、本当に大事なことに絞り込むことで、猛烈に早い秒針をほんの少しスローダウンさせることが出来るように感じる。
かって、フランス人の友人から聞いたことがあるが、国際企業のロビーに石器時代、銅鉄器時代、化石燃料時代、原子力時代の時を刻む時計がならんでいたようで、ほとんど認知できぬほどの石器時代の動きに対し、猛烈な速さの原子力時代の時計のことを思い出した。ここでも人類に残された時間との相関を感じる。進化や発展は安らぎや幸福を必ずしももたらしてはいないが、その底流に際限無い欲があるからだろう。
「足るを知る」ことの大切さを再認識させられた誕生日でした。