ママでなくてよかった

著者(編集者):森下純子
出版社:朝日文庫

「ママ、おしえてくれて有難う。僕、絶対しなないから、がんばるから大丈夫」絶望的なガンを告知する母と、それを真正面から受け止め、496日の闘い、精一杯生き抜いた6歳の子。

長期にわたる化学療法、放射線療法の末。病院にいて治療をしていれば15日、治療をやめて家に帰ったら1週間かもしれない、その何日かの差をどうかんがえるか。
大切なのは、一日でも多く生きることなのか、それとも限られた時間だから本人にとって一番良い時間を過ごすことかなのか、今となっては、積極的な治療が重ちゃんにとっての”クオリティー・オブ・ライフ”を低下させることにしかならない、、、

生き返った時、ママのこと忘れちゃうかもしれないよ、僕、、、大丈夫。
忘れていても、必ず巡りあえるから。
また、ママに会いたいなあ
ママもだよ、今度こそ、よい運命の星の下に生まれてきてね、、
僕は、死にたくない。ママのことが心配で死にたくないんだ。

日々、クオリティー・オブ・ライフの向上に貢献する誓う我々GPIの言葉の重さを感じた一冊。母と子の堅い絆、自分の身を置き換えると、俄然、GPIの活動の結果が多くの方々に夢と希望と幸せを提供しなくてはと決意を一段と深めた。

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