すっかり恒例となった貝殻亭秋のワイン会。
例年はボジョレーヌーヴォーの解禁に合わせて行っていました。
今年もそのつもりだったのですが、取引業者のいまでやさんにかねてからお願いしていた企画である生産者を招いてのワイン会が実現しました。
今回はフランスのアルザス地方の自然派生産者「アンドレ・オステルタッグ」さんが来日し、我が貝殻亭にお越しになりました。
予めシェフとテイスティングをし、試行錯誤の上決めたメニューの評判も上々でした。オステルタッグさんを驚かすマリアージュを提案できたことも素晴らしかったです。
オステルタッグさんは実は非常に繊細な方だそうで(僕は当日まで知らされませんでした・・・)、当日使うワインを全て試飲してチェックし、供出温度も細かく指定されました。ちょっと冷や汗ものです・・・。あ
もちろんそれはいつも気にしていることなのですが、僕としてはこの上なく緊張感のあるワイン会でした。
一方お客様はというと、オステルタッグさんの情熱が凝縮されたかのような素晴らしい香りと味わいのワイン、またこれぞ生産者というコメントの数々に酔いしれいつもにまして盛り上がり、楽しんでいただけたようでした。
貝殻亭初の海外からの生産者を招いたワイン会はこうして無事、盛況のうちに幕を下ろすことができました。
御協力いただいた酒屋のいまでや、小山さん。
インポーターJALUXの堀江さん。
通訳をしていただいたクラブパッションデュヴァンの竹下さん。
そして何より遠くアルザスからビン詰めしたてのピノノワールをもってきていただいたオステルタッグさん。
多くの方に支えられて最高のワイン会になりました。
皆様、本当にありがとうございました。
これからもこういう企画をどんどんやって行きたいと思います。
片
久しぶりの更新です。
近頃急に寒くなりました。
スタッフにも風邪が流行りだしていて心配な今日この頃です。
そんな中、今日は近所の勝田台小学校6年生の児童2名が「ゆめ・仕事ぴったり体験」というカリキュラムで貝殻亭に訪れました。
去年・一昨年は勝田台中学校の生徒さんがいらっしゃいましたが、今回は小学生ということで僕もやや緊張しました・・・。
時間が12:00までだったので、肝心のランチ営業は体験していただけませんでしたが、厨房の朝の仕込みやホールの清掃・スタンバイなどを見学・体験していただき、ある意味レストランの本当の姿(見えない部分の大切な仕事)を理解してもらえたように思います。
フリーター増加が懸念される昨今、そんなイメージを持って2人に「将来の夢や就きたい職業はあるの?」と質問すると、「はい!」となんとも力強い返事が同時に返ってきたこと、そしてかなり明確なビジョンを持っていることに感心しました。
毎度のことですが、いい刺激をいただきました。
僕ももうすぐ三十路なので、将来のこととかいろいろ考えるお年頃なんです・・・。
片