定休日の火曜日に、ちょうどいいタイミングで生産者を招いての試飲セミナーが開催されたので参加してきました。
実は、前回の貝殻亭ワイン会(3月17日)で扱ったアルザスワインの造り手「シルヴィースピールマン」が来るとのことで、楽しみにしていたセミナーなのです。
凄くパワフルな女性で、通訳の人にお構いなくマシンガンのようにワイン醸造や、土壌の話をしていました。
今回は旦那のラトーさんも一緒に来日していました。実はこの夫婦ブルゴーニュとアルザス、距離にして約300kmはなれたところでそれぞれワインを造っているんです。
ラトーさんのほうは、普段は非常に物静かな人のようで、失礼ですが確かに見た目はそんな感じがします。でも、ワインの話を始めたとたん堰を切ったかのように話す話す・・・。それだけ情熱をこめて造っているんだなぁと感じました。
2人のワインに共通することは、決してインパクトの強い色合いや味わいではなく非常に繊細でしなやかであることです。丁寧に丁寧に育てた葡萄を、これまた丁寧にそしてより自然な方法で造ったワインは、淡い色や軽やかな香りでありながらしっかりと果実の旨味が詰まっていて味わい深いです。
造り手の情熱を感じることのできるいい機会でした。
こういうのが毎週あるといいんだけどなぁ・・・・と思いながら試飲のはずがしっかり飲んで、いい気分になって帰りました(笑)
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